年末年始は忘年会などお付き合いの機会も多く、
クリスマスから年越しにかけて、
ケーキにお肉、おそばにおせちと、
美味しいものを食べる日が続きます。
年末は大掃除やおせちづくり、帰省など、
ずっと忙しく過ごすこともあり、その反動で、
正月明けは身体を動かさずに食べてばかりになりがち。
その結果、毎年恒例のように正月太りが待っています。
女性のおよそ7割の方が正月太りの経験があると言われています!
毎年、分かってはいるけれど繰り返してしまう正月太りですが、
実は原因は、食べ過ぎだけではないようです。
今日は、正月太りの原因と、予防法、
モデル体型ダイエット塾で挑戦中の
さゆりさん(仮名)30代、149cmのOLさんの
年末年始の減量成功例
など、皆さんに役立つ情報をお届けいたします!
年末年始はダイエットの大きな山場、
みなさん必見ですよ!!
目次
正月太りになる原因
正月太りは、その前から続く、
クリスマスや忘年会といったイベントも大きく関係しています。
カロリーの摂りすぎ
この時期は、毎日のように
普段食べない美味しいものを食べますし、
お酒を飲む機会も増えます。
外食やデリバリー、お惣菜などが多いので、
どうしてもカロリーオーバーになりがちです。
不規則な食事
正月は普通の休日に比べると、
知らず知らずのうちにかなりの量を食べてしまうのですが、
時間もかなり不規則になることが多いです。
みなさん体内時計という言葉、聞いたことありますよね?
1日が24時間であるのに対して、
人間は1日24時間30分でワンサイクルのリズムをきざんでいます。
つまり、毎日周期のズレが生じていることになります。
この周期のズレをほったらかしにしておくと、
体の生活習慣も崩れ、不眠症や高血圧など体に悪影響を与えますが、
朝起きた後、朝日をしっかり浴びることで、体内時計はリセットされます。
朝いつも同じ時間に目が覚める、お昼にお腹が空く、夜になると眠くなる、、、
これはすべて、あなたの身体に染み込んだ体内時計の働きによるものです。
話を戻しますね。
普段は、いつも大体決まった時間にお食事しますよね?
決まった時間に起きて、朝食を食べて、お昼休みに昼食・・・と。
実は、それに合わせて、
決まった時間に胃液は分泌されているんです。
これも一種の体内時計。
そのため、この時間がずれると、
消化不良を起こしたり、代謝が悪くなったりするんです。
休日に、普段とは全く違う時間に食事をすることで、
体内時計は乱れ、たちまち太りやすい身体になってしまいます!
塩分の摂りすぎ
外食やデリバリー、総菜などでエネルギーも摂り過ぎますが、
当然、濃い味付けのため塩分も摂りすぎになります。
また、お正月に欠かせないおせち料理は、
保存食としての側面もあるため塩分が多く使われています。
塩分を摂りすぎるとどうなるんでしょうか?
塩分を摂りすぎるとのどが渇くという経験は皆さんもあるかと思います。
人間の体液の塩分濃度は決まっているため、
それを超える量の塩分が入ってくると、
体液の濃度を薄めようと自己防衛反応が起こります。
摂取した塩分は、
体内でナトリウムとなって骨や細胞外液(血液や消化液)などに運ばれますが、
このときのナトリウムの運び役が「カリウム」です。
「カリウム」はさまざまな食材に含まれますが、
水に溶けやすく、約9割が尿として排出されてしまう上、
ナトリウムを運ぶ役割をしているので、
ナトリウムを過剰に摂取してしまうと「カリウム不足」になります。
「カリウム不足」になると、
かわりに体液(水分)を取り込み塩分濃度を薄めようとします。
塩分濃度を薄めるために水分が必要になり、喉が渇くというメカニズムです。
塩分の多い食事は、お酒を飲みすぎてしまう原因にもなります。
また、ナトリウムは水分を多く取り込む性質があるので、
余分な塩分と水分を摂取すると体液(血液)が増え、
毛管内の水分が増えすぎることになります。
その結果、血管が押し広げられて血圧も上がり、
毛細血管から水分が染みだしてむくみが生じます。
このむくみが正月太りの大きな要因となるんです。
運動不足
さらにお正月は、あまり動かないことが多いですね。
これがまた、正月太りの原因となっています。
摂取カロリーが消費カロリーを
上回ってしまっていることも要因の一つですが、
実は、脂肪がついて太るというよりも
むくみで太ってしまってるんです。
運動不足は血液の循環を悪くし、リンパの流れも悪くします。
全身の循環が悪くなると、身体の働きも鈍り、
むくみが生じます。
むくみは見た目でも太って見えますが、
当然体重増加もしてしまうので
非常に短時間でもかなり太ることもあります。
何故ムクミが起こるのか?
詳しい内容はこちらをご覧くださいね。
正月太りにならない予防法
普段と違う生活をするのがお正月。
違った環境の中でも正月太りをしないためには、
予防することが大切です。
では、どうすれば予防できるのでしょうか?
選んで食べる
お正月の料理は味が濃いことが多く、
その分塩分や砂糖などを多く使用されています。
正月太りを予防する一番の方法は「食べ過ぎないこと」。
しかし、友人達とのクリスマスパーティーや
年末年始の身内・親戚での集まりの際、
「ダイエット中だから」と料理に手をつけないのは、
その場を白けさせてしまいます。
そこでおすすめの方法が、
選んで食べること。
おせち料理なら、豆や昆布、豆腐など
カロリーの低いものを中心に食べると、
多少量を食べても大丈夫!
逆にカロリーが高いのは、
お餅や栗きんとん、揚げ物などですが、
年に一回のお正月、これらも食べたいですよね。
どうしても食べたいときは、我慢はしなくていいんです!
でも最初に食べてしまうと、
血糖値が跳ね上がり、正月太りの原因となるので、
野菜など血糖値を急激に上げないものを最初に食べ、
そのあと、お餅などを食べるといいでしょう。
そして、量にも気をつけましょう。
特にお餅は要注意ですよ!
食べやすくてついつい2個、3個ペロリといっちゃいますが、
お餅1個は、ごはん1杯分です!!
ついつい、「たくさん食べなさい」と勧められるがまま、
「お正月くらいいいじゃない・・・」と周りに流されて、
食べ過ぎ、呑み過ぎてしまいます。
ここをしっかり意識して食べることで、
かなり正月太りを防ぐことができます。
適度に動くこと
さらにもう一つ大事になるのが適度に動くようにして、
普段とあまり変わりのない生活を送ることです。
お正月は特番も多く、ずーっとテレビを観てしまったり、
久しぶりに会った親戚と話し込んでしまったりと、
なかなか身体を動かす機会がありません。
しかし、身体を普段より動かさずにいることで、
血流が悪くなるため、リンパの流れが悪くなり、
体内の老廃物の排出がスムーズにできなくなってしまいます。
これが、正月太りの原因、むくみにつながります。
積極的に初詣に出かけ、神社の階段を上まで昇ったり、
初売りに出かけたり。
遊ぶならオセロやトランプではなく、
凧揚げやコマ回し、羽根つきをしたりなど。
自然と身体を動かせる機会を作るといいですよ!
さゆりさん(仮名)30代、149cmのOLさんの成功例
さゆりさんは、小柄で控えめなとってもかわいい女性です。
スタートした体重は47.0kgでした。
10月からスタートしてちょうど3か月たちました。
さゆりさんの体重変化
順調に着実に減らしてきています。
今までまじめに取り組んでいたのがわかりますね。
日にちを見ていただくとわかるように、
そうです、年末年始という大きな山場を乗り越えてきたんです!
皆さんと同じように、外食のオンパレードになる季節です。
しかしさゆりさんは今までの頑張りが効いているのでしょう。
ちょっとやそっとの外食、イベントでは影響がそれほど多くはありません。
やはり、
☆常に意識をしていること。
☆人に見られているから身が引き締まること。
などの要因もあり、減量に成功したんです!!
では、さゆりさんの日記より引用させていただきます。
年末年始の経過をご覧くださいね。
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***年末年始のイベント***(日記の引用)
12月20日~
明日から2泊3日で旅行にいってきます。
高校生の修学旅行以来なので物凄く楽しみ♪
温泉宿はやっぱり凄い量と数の料理が出る‼︎食べ過ぎてお腹痛い~!
体重を計るのが恐い…。
しかもこの旅館体重計がないから
明日の朝測れないよ~(>_<)はぁ、色々想定外。
外食は野菜が足りなくなるのはわかってたけど…
ここまで取れないと不安になる…(T_T)
大丈夫かな?
せっかく43キロ台に戻ったんだから、もう後戻りしたく無いよー
旅行から帰って案の定やっぱり増えてたー!!
これから節制せねば!
でも今日はクリスマスパーティーだったので
ケーキを食べてしまった。。。うう、意志が弱いなあ。。。
12月30日
前は減ったら順調に右肩下がりだったらのに、
最近は減ったり増えたりで不安定…
どうしたのかな。BMI20壁がまだちゃんと破れてないのかな?
延長でサポートをしてもらっていてよかった。
これは自分だけだと挫けそうです。(–;)
1月1日
すき焼きとか久しぶりに食べちゃった…(;-;)
でも美味しかったし、お正月だしいいかな?!
明日は節制しよう…
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年末年始のイベントは楽しいものばかりですが、
やはりダイエットには強敵ですね!
こんな大変な時期を乗り越えたら後は楽。
気を緩めず、しっかり意識を切らさずに参りましょう!
しかし、、、食べたものはすぐには体重に表れません。
実は3か月後から半年後にきたりするのですよ。
怖いでしょ。
だからこそ継続的に続ける必要があるのです。
でも、安心して。
目標体重を半年キープできるようになったら世界は変わります。
何を食べても太らない身体になるのですよ!!!
もし、正月太りになってしまったら・・・
頑張って意識していても、
結局正月太りになってしまった・・・そんなこともあるでしょう。
体重を増やさないのが一番ですが、
増えてしまったものは仕方がありません!
これから努力すればよいのです!
正月太りを解消させる効果的な方法についてお話しましょう。
マッサージをする
正月太りで一番大きな原因は、
塩分の摂りすぎや身体を動かさなかったことによるむくみ。
3日程度で急激に太るということはかなり難しく、
脂肪ではなく、体内循環の悪化によって太ってしまっています。
正月太りの場合、
一番最初にして欲しいのがこのむくみの解消をしてあげることです。
むくみに対してとても良いのがマッサージをすることです。
マッサージをすると、
リンパの流れが良くなり、
むくみの原因となっている
体内の老廃物を排出できるようになります。
手や足そしてお腹などのリンパマッサージをして
むくみを解消していきましょう。
デトックス効果のあるハーブティを飲む
むくみの解消には水分の摂取が効果的ですが、
デトックス効果のあるハーブティもおすすめですよ。
ダンディライオン
ダンディライオンは、老廃物を排出する利尿作用と、
脂肪の分解や体内の解毒をする力を持つ、
たんぽぽのハーブティーです。
かすかな苦みがあるので、やや飲みにくく感じるかもしれません。
その場合は、根を軽くローストし、たんぽぽコーヒーもおススメです。
バードック
バードックはごぼうのハーブティです。
デトックスに重要なふたつの作用、利尿作用と発汗作用があります。
昔から体の毒素を排出するハーブとして利用されていました。
バードックは、香りはありますが味がほとんどありません。
他のハーブとブレンドした方がより美味しく飲めるかも。
エルダーフラワー
マスカットのような香りが特長の甘くて飲みやすいハーブティーです。
カフェのメニューになっていることも。
発汗、利尿作用があり、美味しく飲んでデトックス効果が期待できます。
ネトル
別名「デトックスティー」と呼ばれるほど、
老廃物の排出を促す効果に優れています。
ほのかに甘みのある味わいと、ふんわりとした草の香りが特徴で、
お茶っぽいので、比較的飲みやすい味です。
ハーブティに親しみのない方にもおススメ。
ローズヒップ
比較的有名なローズヒップですが、
煮出すと真っ赤な色が特徴のハーブティで強い酸味があります。
ビタミンCが多く、便秘解消にも優れた効果を持つハーブです。
酸味が苦手な方ははちみつを加えるのもいいかもしれません。
ブレンドティーがおすすめ!
ハーブティに親しみのない方は、
香りが強すぎたり、味に抵抗があったりで、
なかなか手が出ないかもしれません。
味や香りに不安がある方は、
ハーブティ専門店にご相談されるといいですよ。
好みに合わせて、美味しく飲めるブレンドを
自分専用に作ってもらうこともできます。
味見もできるので、安心して挑戦できますよ!
お正月テレビを見ながら家でお菓子を食べている方には、
甘味のあるハーブ「ステビア」をブレンドするのがおすすめです!
有酸素運動をする
全く脂肪がついていないわけではなく、
正月に新たな脂肪が付いている場合も多いです。
脂肪燃焼をさせてあげることも重要になってきますので、
有酸素運動など身体を動かすようにして脂肪燃焼をしていきましょう。
まとめ
年末年始は大切な人と大切な時を過ごす場ですから、
美味しいものを「美味しいね」と言い合って食べたいですよね。
しかし、気持ちに任せて食べていたら、
その後に待っているのは正月太りです。
日ごろからの心がけと努力が大切です!!
今までのように、短期間だけで決着をつけようというダイエットからは卒業しましょう!
ゆっくり着実に
楽しみながらお食事して
人と比べないこと
笑顔で過ごせる自分を作りましょう!!
全く新しいダイエットのノウハウを学びましょう